歴史を変えた偉大な人物 第1回〜マハトマ・ガンジー〜
今日は歴史を動かした偉人として、この人物を紹介したいと思う。
マハトマ・ガンジーである。ガンジーとはどのような人物であったのか?
僕は20歳の時に、2か月間インドを旅した経験がある。そしてインド社会において、ガンジーの信条・精神は、今もなお連綿と受け継がれていることを肌で感じてきた。
何故その名は半世紀を超えた今もなお、多くの人々に知られ、また尊敬されているのか?
マハトマ・ガンジという人物について(wikipedia参照)
『南アフリカで弁護士をする傍らで公民権運動に参加し、帰国後はインドのイギリスからの独立運動を指揮した。その形は民衆暴動の形をとるものではなく、「非暴力、不服従」(よく誤解されているが「無抵抗主義」ではない)を提唱した。この思想(彼自身の造語によりサッティヤーグラハすなわち真理の把握と名付けられた)はインドを独立させ、イギリス帝国をイギリス連邦へと転換させただけでなく、政治思想として植民地解放運動や人権運動の領域において平和主義的手法として世界中に大きな影響を与えた。特にガンディーに倣ったと表明している指導者にマーティン・ルーサー・キング・ジュニア、ダライ・ラマ14世等がいる。
性格的には自分に厳しく他人に対しては常に公平で寛大な態度で接したが、親族に対しては極端な禁欲を強いて反発を招くこともあったという。・・・
ガンジーの主義・信条(wikipedia参照)
ガンディーは自分の人生を何よりも真理(Satya)探究という目的のために捧げた。彼は、自分の失敗や自分自身を使った実験などから学ぶことを通して、この目的の達成を試みた。実際、彼は自叙伝に『真理を対象とした私の実験について(英語: The Story of My Experiments with Truth)』という題をつけている。
ガンディーは、非暴力運動において一番重要なことは自己の内の臆病や不安を乗り越えることであると主張する。ガンディーは、自分の理念を纏め、初めは「神は真理である」と述べていたが、後になると「真理は神である」という言葉に変えている。よって、ガンディー哲学における真理(Satya)とは「神」を意味する。
「私は失望したとき、歴史全体を通していつも真理と愛が勝利をしたことを思い出す。暴君や殺戮者はそのときには無敵に見えるが、最終的には滅びてしまう。どんなときも、私はそれを思うのだ」。
「狂気染みた破壊が、全体主義の名のもとで行われるか、自由と民主主義の聖なる名のもので行われるかということが、死にゆく人々や孤児や浮浪者に対して、一体何の違いをもたらすのであろうか」。
「"目には目を"は全世界を盲目にしているのだ」。
「私には人に命を捧げる覚悟がある。しかし、人の命を奪う覚悟をさせる大義はどこにもない」。
一人の人間の意志が、何億もの人々の心を動かし、そしてその魂は半世紀を超えた今も生き続けている。
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僕たちの中にも偉大なエナジーは存在する。耳をすませよう。
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2012年1月25日 夜